テレビ局勤務 : S 様

ずっと番組制作の仕事をしてきたのですが、40歳を過ぎた頃、現場をはずされてしまいました。
「もっと若い感性で仕事のできる後輩たちに仕事を譲って、あなたは管理にまわりなさい」というのが会社側の意向でした。
「現場をはずされるなら会社を辞めフリーになって活躍します」と言って辞表を出す度胸も実力もなく、フリーの人気キャスターをうらやましく思いながら悶々としていました。
経営とか管理にはあまり興味がなく中途半端な状態でいるうちに、「このままではリストラされてしまいそうだぞ」という危機感が・・・。
なにか役に立ちそうなジャンルを勉強することにしました。

番組や音楽に著作権があることは誰でも知っていて、業界ではよく「ライツ」「ライツ」(しり上がりのイントネーションで)と呼びますが、何をすれば著作権侵害行為になるのかわかっている人はほとんどいません。
それならば、この著作権を勉強してスペシャリストになれば、間接的に現場に関わり続けられるのでは?と思いました。
しかし勉強と言っても、勉強離れしてしまった頭で本を読んでも10分で眠くなってしまうし、何をどうすればいいのか・・・。(-_-;)

インターネット検索であれこれ調べているうちに「ビジネス著作権検定」というのがあることを知りました。
漫然と本を読むよりも試験を目指して勉強する方が長続きしそうだし、試験に合格すれば少し箔(はく)がつくかもしれない。「それなら確実に合格できそうな講座を探そう」と思いました。
過去の経験から、講師に付いて講座で勉強する方が独学よりもずっと効率が良いことを痛感していたからです。

ひたすらインターネット検索していくと「団体受験付き著作権検定初級対策」の講座がみつかりました。団体受験なら合格しやすそうな感じです。いきなり難しい試験に挑戦するよりも、易しいところから勝ちを積み上げていく方が自分のテンションも上がるし、戦略としていいのではないか。「よし、これで行こう」という感じです。

講座を担当してくださった塩島先生は、合格するためのポイントをまとめたレジュメを出してくれました。
講義の内容もエネルギッシュで無駄のない濃縮タイプ。「受験勉強はこうでなくっちゃ!」と実感しました。
そうは言っても、著作権検定は2日間の勉強だけで合格するほど簡単ではありません。
私は講座申込後に送られてきたDVDを繰り返し視聴して細かい内容を暗記したうえで講義に臨み、2日間の講座後に団体受験して初級をクリアしました。(^_^)v

ビジネス著作権検定の公開試験では、初級と上級を同じ日に続けて受験することもできるそうですが、団体受験で初級を制覇した私は、4カ月後に上級検定の公開試験に臨み、無事合格しました。
この時も事前に塩島先生の上級対策講座を受けて知識のおさらいをしました。

年を取ったら頭が鈍くなって受験勉強などできないだろうと思っていましたが、続けて受験するうちに頭がだんだん冴えてきました。
調子づいて他の法律資格やビジネス実務法務検定2級も受験し、合格しました。
今では「ライツ」の正体もよくわかるので、現場にアドバイスしたり、契約書の中身を吟味したりしています。
もっと箔をつけるために、今は知的財産管理技能検定を目指して勉強を続けています。