★2020年調査結果★無許諾音楽アプリの利用実態について

統計結果 アプリ

 

無許諾音楽アプリ実態調査委員会が、「無許諾音楽アプリ」利用実態の調査結果を
2020年9月25日に公開しました。

無許諾音楽アプリ実態調査委員会とは

アーティストなど権利者が想定しない態様による音楽配信を可能とする「無許諾音楽アプリ」の
利用実態を明らかにすることを目的として、2020年1月に立ち上げた団体です。

参加団体は以下の6団体です。
 ・一般社団法人日本レコード協会
 ・一般社団法人日本音楽事業者協会
 ・一般社団法人日本音楽出版社協会
 ・一般社団法人日本音楽制作者連盟
 ・一般社団法人日本音楽著作権協会
 ・一般社団法人コンサートプロモーターズ協会

 

「無許諾音楽アプリ」利用実態をプレスリリースから紹介します。

 


 

◆無許諾音楽アプリ利用者数

無許諾アプリ 統計

 

「無許諾音楽アプリ」の推計利用者数は246万人で人口の2%程度です。
このうち、10代と20代の合計が約194万人で、全体の78.7%を占めています。

年齢層 推計人数 構成比
10代(12~19歳) 94.4万人 38.3%
20代(20~29歳) 99.6万人 40.4%
30代以上(30~69歳) 52.4万人 21.3%
合計 246.5万人 100.0%

 

※各数値は小数点第1位を四捨五入しているため、必ずしも合計値と一致しない

 

 

◆無許諾音楽アプリ利用者数と楽曲再生回数の推移


「無許諾音楽アプリ」による楽曲の推計年間再生回数は年間115億回です。
2013年からの累計再生回数は478億回にのぼります。

1日あたりの楽曲再生回数は「平日12.25回」「休日13.75回」です。
※1日あたりの平均視聴時間(平日で約49分、休日で約55分)から
 1楽曲4分で換算で年間総再生回数を算出しています。
 
 
 
  利用者数(人) 再生回数
2013年 180,924 843,496,687
2014年 326,327 1,521,387,887
2015年 599,245 2,793,773,155
2016年 962,611 4,487,840,655
2017年 1,349,772 6,292,841,873
2018年 1,960,617 9,140,691,592
2019年 2,399,109 11,185,009,105
2020年(3月時点) 2,464,670 11,490,664,771
合計

47,755,705,724

※各数値は小数点第1位を四捨五入しているため、必ずしも合計値と一致しない

 

 

 

 

未許諾アプリ利用者の80%近くが10代・20代であり、
推計年間再生回数は年間115億回を超えるということがわかりました。

調査報告書のまとめ部分にて、
利用者の利用動向や利用意識の実態からは、MusicFMやMusicBoxなどの無許諾音楽アプリの 出現により
「音楽は無料」という環境に慣れた利用者たち、とりわけ若年層では「無許諾音楽アプリ」を繰り返し利用することにより、
音楽の購入や利用に対する支出やアーティストに還元する慣習や意識そのものを認識せず、音楽に触れている可能性がある」とし、
「これらの健全化が図れないままであれば、この「無許諾音楽アプリ」を利用する利用者は今後も確実に増加する ことが想定され、
それによる被害は確実に肥大化し、より深刻化すると考えられる。」と危惧しています。

著作権について考え調べるきっかけになるのは、仕事で関わることがあったということが
多いのかもしれませんが、
音楽や写真、SNSでの引用など、仕事だけでなく日常にも著作権は密接に関連してきます。

知らずに著作権侵害を起こしがちな若年齢層にも
このような統計結果から知識と意識が深まっていくといいですね。

 

 

◆参考サイト

無許諾音楽アプリに関する実態について-調査報告書ー
(参照 2020-10-08)

「無許諾音楽アプリ」に関する利用実態調査報告書を公表
https://www.riaj.or.jp/news/id=275(参照 2020-10-08)

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