AIによるコンテンツ著作権侵害抑止サービス「RighTect」

2020年7月7日、AIによるコンテンツ著作権侵害抑止サービス「RighTect」(ライテクト)を
d.a.t.株式会社がリリースしたことを発表しました。

RighTectは、無断でWeb上に複製・転載されているデジタルコンテンツについて、AIが自動で検知し、
削除申請までをサポートする『著作権侵害を抑止するWEBサービス』です。

オリジナルの写真画像・漫画画像コンテンツに対し、
それらを加工した画像で同一性を判定させ、95%以上の精度で一致を検出しています。

例えば、以下のような、画像識別にも対応しています。

・左右反転、トリミング、カラー変更の同一性判定
・別の画像の挿入やコラージュ加工の同一性判定
・画像の一部切り抜き、スマホ撮影画像の同一性判定

 

サービスの概要と背景についてなど、プレスリリースよりご紹介します。


 

■「RighTect」が生まれた背景:コンテンツホルダーの課題

昨今、コンテンツがインターネット上に複製され、著作権侵害とみられるケースが増加しています。
コンテンツの所有者、文章や映像などの情報(コンテンツ)に関する著作権などの諸権利を持つ、
出版社、レコード会社、配給会社、テレビ局などのいわゆるコンテンツホルダーにとって、
個人のブログやTwitterなどへの投稿(まとめ)、海賊版サイトへの対応は、危急の課題となっています。

自社コンテンツが不正に複製・転載されていた場合でも、それらを発見し、
一つずつ削除申請を行うのは膨大な時間と手間がかかり、属人的な対応には限界がありました。
また、一時的に権利侵害に対応したとしても、次から次へと新たな転載コンテンツが生まれ、
継続的な対応を行うのは現実的ではありません。

 

■日本における著作権侵害措置の動き

EU(欧州連合)における「デジタル単一市場における著作権指令」では、
現在SNSやブログ、まとめサイト運営者などのいわゆる場所貸しであるプラットフォーマー側にも、
著作権侵害コンテンツをアップロードさせない努力を求めています。
これまでは申請があれば対応するというスタンスであった日本においても、今後、議論が活発化する可能性があります。

 

■「RighTect」ソリューションによる課題解決

「RighTect」は、Web上から自動収集した写真画像、漫画画像、動画、記事テキストなど
コンテンツのデータとオリジナルのコンテンツデータを独自の識別AIを用いてマッチングすることにより、
高い精度で不正に転載されているコンテンツを自動で検知し、著作権の侵害抑止に役立てることが可能です。

 

■RighTect詳細

https://rightect.ai/


 

新型コロナの影響は、世界中に大きく波紋を広げています。
今後より一層、あらゆるサービスやイベントがオンライン化し、
生活や仕事に変化が生まれては通常化していくことでしょう。

オンライン化が広がる中で、WEB上におけるコンテンツの存在は大きくなり、
管理する側も、使用する側も著作権の意識の必要度も増していきます。

著作権を学ぶ必要はもちろんですが、こういったサービスにより、
より安全に、便利に、権利を守られていくことは重要です。

他人事ではない、著作権管理。
AIによる最新技術をも駆使した、注目のサービスですね。

 

◆参考サイト

AIによるコンテンツ著作権侵害抑止サービスRighTectのリリースについて
(参照 2020-08-18)

AIによるコンテンツ著作権侵害抑止サービス「RighTect」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000060760.html(参照 2020-08-18)

 

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