マイケル・ジャクソンさん著作権料裁判で逆転判決

みん著 裁判

 

 

 

 

故マイケル・ジャクソンさんの遺産管理団体(MJJP)と音楽プロデューサーのクインシー・ジョーンズ氏(87)との
著作権料を巡る3年にわたる裁判に終止符が打たれました。

2020年5月5日、米カリフォルニア州の上訴裁判所は、
2017年の裁判(ロサンゼルス高裁)で敗訴した故マイケル・ジャクソンさんの遺産管理団体であるMJJPからの訴えを部分的に認め、
クインシー・ジョーンズ氏(87)が手にするはずだった未払いとされている940万ドル(約10億円)のうち、
690万ドル(約7億3000万円)を「契約条項の解釈を誤っていた」として認めない判決を下しました。

故マイケル・ジャクソンさんの死後(2009年)のプロジェクトである
シルク・ドゥ・ソレイユの演目「マイケル・ジャクソン ONE」や
「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」など数件に対してのジョーンズ氏が自身への著作権の付与を求めた訴訟の判決です。

当初ジョーンズ氏は3000万ドル(約31億8000万円)を求めていましたが、結果的には940万ドルのみを手にすることになっていました。
またCDアルバムの「Off The Wall」や「Thriller」などの契約書には、
故マイケル・ジャクソンさんの死後の作品にも限定的にジョーンズ氏の著作権が認められると記載があり、これをMJJP側と争っていました。

なお今回判決により一審で勝訴した額の73%を失う判決となりましたが、
AP通信によればジョーンズ氏側のJ・マイケル・ヘニガム弁護士は
「部分的には前進している。MJJPが250万ドル(約2億7000万円)を支払っていないということが認められた」
とコメントしています。

故マイケル・ジャクソンさんが2009年に死去してから2016年までの間に、
クインシー・ジョーンズ氏にはすでに約1,800万ドル(約20億円)の印税が支払われていたことも法廷で明らかになっています。

 

長い裁判を戦うことは、大きな労力を要するものなのでしょうが、
「著作権料ドリーム」を感じる、目もくらむような金額です。

支払われる著作権料が、今後の文化の発展に循環されていくと良いですね。

 

◆参考サイト

クインシー・ジョーンズ氏が一部敗訴 マイケル・ジャクソンさんに対する著作権料裁判で逆転判決
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/05/06/kiji/20200506s00041000122000c.html(参照 2020-06-30)

 

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