問題28

権利の変動に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

 

1 著作権は、一部であっても、移転することができる。

2 著作権を譲渡する契約をしても、翻訳権が移転しない場合がある。

3 共同著作物についての著作物を譲渡する場合、自己の持ち分を譲渡するのであれば、他の共有者の許諾は不要である。

4 著作者人格権を譲渡することはできないが、実演家人格権を譲渡することはできる。

 

ア 1と2

イ 1と4

ウ 2と3

エ 3と4

答え :「  ア  」

「1」の解説

正しい。著作権の一部(複製権のみ等)を他人に譲渡し、移転することができます。

「2」の解説

正しい。著作権の全部を譲渡・移転する旨を契約しても、「特掲(特約)」がない限り、二次的著作物の創作に関する翻訳・翻案権等は移転しません。

「3」の解説

誤り。共有著作権は、たとえ自己の持分のみであっても、その譲渡には「他の共有者全員の同意」を要します。

「4」の解説

誤り。著作者人格権と同様、実演家人格権も「一身専属権」であり、他人に譲渡することはできません。

解説

以上により、正しいものは1と2であり、アが正解となります。

問題へ戻る