問題21

著作物に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

 

1 著作物とされるためには、新規的なものであることが必要であるため、既に似たようなものがある場合は、

  著作権法で保護されることはない。

2 著作物とされるためには、創作的に表現されたものであることが必要であるため、幼稚園児が描いた似顔絵は、

  著作権法で保護されることはない。

3 著作物というためには、思想または感情を表現したものであることが必要であるため、50音順に並んだクラス名簿は、

  著作権法で保護されることはない。

4 著作物とされるためには、必ずしも文芸、学術、美術または音楽のいずれかに属する必要はない。

 

ア 1と2

イ 1と4

ウ 2と3

エ 3と4

答え :「  エ  」

「1」の解説

誤り。著作物とされる上で、「新規性」は要件となりません。既に似たようなものがあっても、それに依拠(マネ)して作成されたのでなければ、別個独立した著作物として著作権法で保護されます。

「2」の解説

誤り。幼稚園児が描いた似顔絵であっても、「人」の手によるものであり創作性が認められるため、著作物として著作権法で保護されます。

「3」の解説

正しい。「50音順」に並んだクラス名簿は、ありふれた配列であって創作性が認められないため著作物(編集著作物)ではなく、著作権法で保護されません。

「4」の解説

正しい。著作物とされるには、産業財産権の対象と区別された文化的所産であれば、必ずしも文芸、学術、美術又は音楽のいずれかに属する必要はありません。

解説

以上により、正しいものは3と4であり、エが正解となります。

問題へ戻る