問題14

著作権と所有権に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

 

ア 所有権は、たとえ共有にしなくとも、複数の者に譲渡することができる権利である。

イ 著作権を有していても、著作物の原作品を自由に処分できない場合がある。

ウ 所有権が譲渡された場合は、著作物の原作品についての著作権も付随して譲渡される。

エ 著作物を創作すると、著作者人格権は発生するが著作権は発生しない。

答え :「  イ  」

「ア」の解説

不適切。所有権など、物の支配に対する権利(物権)は、「一物一権主義」であり、1個の物に複数の所有権は成立し得ないため、所有権を複数の者に譲渡することはできません。

「イ」の解説

適切。所有権と著作権は異なる権利であり、著作権を留保しながら著作物(原作品)を他人に譲渡(売却)した場合には、著作権者であっても、以後は原作品を自由に処分できません。

「ウ」の解説

不適切。イ肢解説の通り、所有権と著作権は別個の権利であり、著作権は留保・残したまま、著作物(原作品)のみを譲渡することができます。

「エ」の解説

不適切。著作物を創作した時に、著作者人格権と著作権の双方が同時に発生します。

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