問題11

著作権侵害に対する著作権者の法的措置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

 

ア 不当利得返還請求をするには、侵害行為によって侵害者に利益が存在していることが必要である。

イ 損害賠償を請求するには、侵害者に故意または過失があることが必要である。

ウ 差止請求は、実際に侵害行為が行なわれていなければ行なうことができない。

エ 侵害者には、懲役刑と罰金刑が同時に科される場合がある。

答え :「  ウ  」

「ア」の解説

正しい。不当利得の返還請求をするには、正規の権利者の損失の下で、無権利者に利益が生じていることが必要です。

「イ」の解説

正しい。(不法行為に基づく)損害賠償を請求するには、侵害者側に「故意又は過失」があることが必要です。

「ウ」の解説

誤り。(侵害行為の)差止請求権は、実際に侵害行為をする者、又は「侵害するおそれのある者」に対して、行使することができます。

「エ」の解説

正しい。侵害者には、刑事罰として懲役刑と罰金刑の「双方」が併科されることがあります。

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