問題8

電機メーカーAに勤務する社員Bは、電機メーカーAが発売した新製品Xの開発から完成に至るまでの苦労などについて、テレビ局Cからインタビューを受けた。後日、そのインタビューの模様がテレビ放送され、また、雑誌にそのインタビュー記事が掲載された。社員Bは、このテレビ放送やインタビュー記事を、自分の勤務先の電機メーカーAの社員たちや取引先、家族に紹介したいと考えている。

この事例に関する次の行為のうち、社員Bが著作権者の許諾を得ずに行なっても、著作権法上、違法とならないものはどれか。

 

ア 社内放送するために、インタビューの模様が放送されたテレビ番組を録画すること

イ 会社の宣伝として取引先に見せるために、インタビューの模様が放送されたテレビ番組を録画すること

ウ 社内会議の資料とするために、インタビュー記事をコピーすること

エ 家族に見せるために、インタビュー記事をコピーすること

答え :「  エ  」

「ア」の解説

違法となる。社内放送での利用は私的使用には当たらず、社内放送のためテレビ番組を無断で録画する行為は、放送事業者が有する複製権の侵害となります。

「イ」の解説

違法となる。会社の宣伝として利用するため、テレビ番組を無断で録画する行為は、営利目的利用であり、ア肢と同様、放送事業者が有する複製権の侵害となります。

「ウ」の解説

違法となる。社内会議での利用は私的使用には当たらず、社内会議の資料とするためにインタビュー記事をコピーする行為は、雑誌社が有する記事に対する複製権の侵害となります。

「エ」の解説

違法とならない。個人的又は家庭内での利用であれば、「私的使用のための複製」として、自由にインタビュー記事をコピーすることができます。

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