問題7

次の記述のうち、映画に出演した俳優の同意を得ずに行なうと、俳優の権利に関して、著作権法上、違法となるおそれのあるものはどれか。

 

ア 出演した映画の中での俳優の歌の音程を変えること

イ 出演した映画の題名を変更すること

ウ 出演した映画のDVDの発売時期を決定すること

エ 出演した映画のパンフレットの表紙を、いかがわしいチラシに掲載すること

答え :「  ア  」

「ア」の解説

違法となる。歌手や俳優など「実演家」には、その実演を改変されないという「同一性保持権」があり、その同意を得ずに実演を改変することは、著作権法上違法となります。

「イ」の解説

違法とならない。映画の題名を変更することは、映画監督等の「著作者」が有する「同一性保持権」の侵害となりますが、「俳優の同意」は必要ありません。

「ウ」の解説

違法とならない。イ肢解説の通り、俳優は、映画については公表権その他の著作者人格権を持っておらず、映画DVDの販売時期について、「俳優の同意」は必要ありません。

「エ」の解説

違法とならない。俳優は、映画パンフレットの著作者ではなく、映画パンフレットの悪用に対して、著作者人格権を行使することはできません。

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