問題37

著作権の国際ルールに関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

 

1 ベルヌ条約とは、著作権を国際的に保護し合うためにヨーロッパ諸国を中心として、1886年にスイスのベルヌで策定され

  た条約である。

2 万国著作権条約とは、無方式主義のベルヌ同盟諸国と方式主義を採っている国との間を埋めるために、1952年にユネス

  コが中心となり策定した条約である。

3 TRIPS協定とは、国連加盟国間の知的財産権に関するミニマムスタンダードを定めたもので、1994年にモロッコのマラケ

  シュで策定した協定である。

4 WIPO著作権条約とは、ベルヌ条約とはまったく異なる側面から著作物の保護を与えることを目的として策定された条約で

  ある。

 

ア 1と2

イ 3と4

ウ 1と3

エ 2と4

答え :「  ア  」

「1」の解説

正しい。

ベルヌ条約とは、著作権を国際的に保護し合うためにヨーロッパ諸国を中心として、1886年にスイスのベルヌ(ベルン)で策定された条約です。

「2」の解説

正しい。

万国著作権条約とは、無方式主義のベルヌ同盟諸国と方式主義を採っている国との間を埋めるため、Ⓒ(コピーライト)マークの表示など、1952年にユネスコが中心となり策定した条約です。

「3」の解説

誤り。

TRIPS協定には、知的財産権全般の国際的保護基準に関する多くの事項が盛り込まれており、「ミニマムスタンダード」ではありません。

なお、1994年にモロッコのマラケシュで策定された協定である点は正しい記述です。

「4」の解説

誤り。

WIPO(世界知的所有権機関)著作権条約は、ベルヌ条約を前提として、これを強化するための条約です。

解説

以上により、正しいものは1と2であり、アが正解となります。

問題へ戻る