問題12

次の行為のうち、著作権者の許諾を得ずに行なうと、著作権法上、違法となるおそれがあるものはどれか。

 

ア 図書館から借り出した本の半分以上を自分の勉強のために、コンビニエンスストアのコピー機でコピーする行為

イ 外国に単身赴任している父親のために、日本のドラマを録画する行為

ウ 論文を書くために、多数の論文が収録された本を業者に依頼して複製する行為

エ 自分の携帯音楽プレイヤーに音楽CDに収録された音楽データを入れる行為

答え :「  ウ  」

「ア」の解説

違法とならない。

「私的使用のための複製」であれば、そのページ数を問わず、自由にコピー機による本の複製をすることができます。

「イ」の解説

違法とならない。

家庭内で使用するため(家族のため)の複製も、「私的使用のための複製」に当たり、著作権者の許諾を得ず行うことができます。

「ウ」の解説

違法となる。

「私的使用のための複製」として自由利用が認められるのは、「使用者本人が複製する場合」に限られます。

したがって、業者が他人から依頼を受けて著作物を複製する場合には、原則通り著作権者の許諾を得る必要があります。 

「エ」の解説

違法とならない。

本肢の複製も、「私的使用のための複製」であり、著作権者の許諾を得ず行うことができます。

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