問題7

次の記述のうち、同一性保持権を侵害しない行為はどれか。

 

ア シミュレーションゲームのメモリーカードに、通常のプレイヤーの操作では達成しえない高い数値のパラメータを設定し、

   これを用いてストーリーを改変する行為

イ 新たなオペレーティング・システム(OS)に対応させるために、メールソフトを改良する行為

ウ 出版社に持ち込まれた小説のタイトル(題号)をより洗練されたものに変える行為

エ その時代の雰囲気を出すためにわざわざ旧漢字で書かれた文章を、読みやすくする目的で常用漢字に変換する行為

答え :「  イ  」

「ア」の解説

侵害する。

シミュレーションゲームのストーリーの意図的な改変は、その方法を問わず、著作者に無断で行えば当該ゲームの同一性保持権の侵害となります。

「イ」の解説

侵害しない。

利用者等が、新たなオペレーティング・システム(OS)に対応させるためにメールソフトを改良しても、当該メールソフトの同一性保持権の侵害とはなりません。

「ウ」の解説

侵害する。

タイトル(題号)は、それのみでは著作物ではありません。

しかし、小説等に付されたタイトルは、その内容とともに同一性保持権の対象となり、タイトルの改変も同一性保持権の侵害となります。

「エ」の解説

侵害する。

あえて意図して旧漢字や旧仮名遣いとしているのに、それを常用漢字や現代仮名遣いに変換する行為も、同一性保持権の侵害となります。

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