問題4

データベースの著作物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

 

ア データベースの著作物の利用に際して、データベースを構成する個々の情報が著作物である場合は、その個々の情報

   の著作物の著作権者の許諾を得る必要がある。

イ データベースを構成する個々の情報が無造作に選択されたものであっても、体系的な構成を有していれば、データベース

   の著作物が成立する場合がある。

ウ データベースを構成する個々の情報が著作物性を有さない場合、データベースに含まれる情報のみを取り出して複製す

   ることは、複製権の侵害になる。

エ データベースを構成する個々の情報が著作物性を有する場合、データベースに含まれる情報のみを個別に複製するには

   データベースの著作物の著作権者の許諾を得る必要はない。

答え :「  ウ  」

「ア」の解説

正しい。

データベースの著作物の利用に際して、データベースを構成する個々の情報も著作物であるときは、その「個々の著作物の著作権者の許諾」も得る必要があります。

「イ」の解説

正しい。

「データベースの著作物」とは、「データベースで、その情報の選択又は体系的な構成によって創作性を有するもの」と定義されています。

したがって、データベースを構成する個々の「情報の選択」に創作性がなくとも、パソコンでの検索方法や条件設定のための「体系的な構成」を有していれば、データベースの著作物となり得ます。

「ウ」の解説

誤り。

数値のみの情報など、データベ-スを構成する個々の情報に著作物性がない場合には、その情報のみを取り出して複製しても、著作権法上の問題(複製権の侵害)とはなりません。

「エ」の解説

正しい。

データベースを構成する「個々の情報(著作物)のみ」を複製する場合には、それら個々の情報の著作権者の許諾を得れば足り、「データベースの著作物の著作権者」の許諾を得る必要はありません。

問題へ戻る