NTTグループ

塩島先生は、NTTグループの研修を専門に行うNTTラーニングシステムズ株式会社の「認定講師」です。
定期的な研修は、検定試験付きの2日間のビジネス著作権セミナーを年3回実施しています。この研修には、NTTドコモ本社をはじめ、各グループ会社の方々が参加されます。

コンピュータシステム開発に著作権が関係することから、最近ではNTTデータやNTTコミュニケーションズから受講される方が増えています。

大企業であるNTTグループでは、広告宣伝物からコンピュータシステムまで、数え切れないコンテンツが毎日制作・利用されており、それだけに、日常的に著作権リスクにさらされています。そのため、NTTラーニングシステムズでは、毎年、NTTグループ内に一定数のビジネス著作権検定合格者が出るよう、計画的にビジネス著作権セミナーを実施しています。

国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)

「産総研からは、法律系研修のエージェント経由で「ビジネス著作権セミナー」や「民法・契約知識と著作権」をテーマとした研修依頼をいただいています。

産総研の中部センター(名古屋)では、毎年、新任の若手研究者全員がビジネス著作権セミナーを受講されます。 研究論文や実験データのやりとりなどで著作権が関係するため、みなさんとても熱心で、多くの質問が寄せられます。産総研のつくば本部では、不定期ですが、広報や契約担当など事務方の職員の方も含め100名以上の方を対象に、ライセンス契約など「知的財産権の契約書への応用」をテーマに講義しています。

著作権セミナー

2015年8月27日(木)、国立研究開発法人・産業技術総合研究所(産総研)の中部地域若手研究者合同研修(名古屋)において、新任の研究者(約20名)を対象に「ビジネス著作権~著作物の判断と利用上の注意点~」をテーマとする著作権セミナー(講師:塩島武徳)が実施されました。

この日は3日間の研修の最終日で、このセミナーが最後の研修科目でしたが、論文、図面や図表、実験データなど「著作物の判断基準」や、「著作者・著作権者は誰なのか?(職務著作の要件)」、著作物の利用方法(他人の著作物の引用や転載要件など)について、みなさん研究者という立場から熱心に受講され、講義後には講師への質問や名刺交換の列ができました。

産総研は、日本最大級の公的研究機関として日本の産業や社会に役立つ技術の創出とその実用化や、革新的な技術シーズ(種子)を事業化に繋げるための「橋渡し」をする機関であり、「発明」といった産業財産はもちろん、技術論文や広報資料など、様々な著作物も生み出しています。

そのため、特許など産業財産権だけでなく、「著作権知識も研究機関には不可欠」との認識の下、2010年以降、様々なテーマで著作権セミナーを定期的に実施しています。

※「独立行政法人」産業技術総合研究所は、2015年4月より「国立研究開発法人」に移行しました。

UUUM 株式会社

専属YouTuber(クリエイター)のマネジメント業務を担当する約40名の社員の方を対象に、「ビジネス著作権~著作物の判断と利用上の注意点~」をテーマとした著作権セミナーを実施しました。

国内最大の「クリエイターネットワーク」として、まさに「著作物と著作権(コンテンツ)を商品」とする最先端企業である同社は、「著作権知識は業務上に不可欠」との認識の下、今回のセミナーを実施。今後も、継続的な著作権教育を予定されています。

社員向け著作権セミナー

~きっかけは、ビジネス著作権検定受験から~
2017年2月6日(月)、UUUM株式会社(東京都港区六本木:代表取締役CEO鎌田和樹)において、専属YouTuber(クリエイター)のマネジメント業務を担当する社員(バディ)約40名を対象に、「ビジネス著作権~著作物の判断と利用上の注意点~」をテーマとした著作権セミナー(講師:塩島武徳)が実施されました。

 

実施のきっかけは、昨年、コンプライアンス(リスクマネジメント)の一環として著作権など知的財産管理体制の強化のため同社内に「コンテンツ管理室」が設置され、その初代室長に就任した木下英治氏が、自ら、著作権知識習得の機会として㈱NTTラーニングシステムズ主催のビジネス著作権検定(初級)対策セミナー(団体試験付)を受講。その合格直後に、担当講師であった塩島氏に「社員向けの著作権セミナー実施」の依頼をされ、今回の実施に至りました。

 

木下氏よると、コンテンツビジネスを巡る著作権問題が頻繁にマスコミに取り上げられている昨今、「業務上、著作権やその周辺知識が不可欠であるが、不正確な知識や断片知識では対応できない」と危惧されていたそうで、「ビジネス著作権検定は、初級であっても著作権法全体から出題され、肖像権といった周辺知識や、民法の契約知識も出題範囲に含まれており、著作権知識を体系的に習得する機会として最適である」との感想を述べられました。

 

今回のセミナーは、「最もクリエイターに近い社員(バディ)を対象とし、業務の一環として業務時間内に(150分で)実施する」という関係上、ビジネス著作権検定試験対策ではありませんでしたが、その内容は「著作物の判断基準」から「著作者人格権と著作権」、「著作物の利用方法」、「実演家の著作隣接権」にまで及び、みなさんバディという立場から熱心に受講され、セミナー終了後にも「料理レシピに基づく調理動画の作成」や「映像コンテンツの編集」など、業務に関連する質疑応答が続きました。

 

UUUMは、国内最大の「クリエイターネットワーク」として、「HIKAKIN」、「はじめしゃちょー」、「佐々木あさひ」氏をはじめ約3,800以上のYouTubeクリエイターに対して、マネジメント、動画作成サポート、オファー等を提供するほか、インフルエンサーマーケティング事業、ゲーム・メディア事業を展開しており、まさに「著作物と著作権(コンテンツ)を商品」とする最先端企業です。

 

そのため、「著作権知識は業務上に不可欠」との認識の下、今回のセミナーにとどまらず、同社内の人材育成プランの一環として、今後も継続的な著作権教育を予定されています。

 

今回、UUUMにおける著作権セミナーをご紹介しましたが、同様にコンテンツビジネスを行っている他の企業様におかれましても、ぜひ、「ビジネス著作権検定」を活用した著作権教育の実施について、ご検討いただければ幸いです。

日本工学院専門学校

著作権講座

2015年7月31日(金)、日本工学院専門学校デザインカレッジ(蒲田キャンパス)において、「グラフィックデザイン・ウェブデザイン学科」及び「インテリアデザイン・プロダクトデザイン学科」の2年生(合計約100名)を対象に、メディアリテラシー/著作権講座(講師:塩島武徳)が実施されました。

この日は夏休み前最後の授業でしたが、1限目~6限目まで全時間帯が著作権講座に充てられ、「自分や自分が所属する団体・会社の権利を正しく理解・行使すると共に、他人の権利を尊重する」という観点から、

  1. ① 自分の作品が著作物に該当するか?
  2. ② 著作者・著作権者にはどのような権利が発生するのか?
  3. ③ 他人の著作物を利用する場合の注意点は?

など、将来クリエイターとして活躍する上で必要となる著作権知識について、みなさん熱心に受講していました。

今回は、ビジネス著作権検定対策のセミナーではありませんでしたが、蒲田キャンパスでは希望者を対象にビジネス著作権検定(BASIC)を実施しており、「就職・業界デビュー・資格取得を徹底サポート」というスローガンの下、「著作権について学びたい」という学生のためのプログラムが用意されています。

ビジネス著作権検定(BASIC)講座

2015年4月29日(水・祝)、日本工学院専門学校(八王子キャンパス)において、「クリエイターズカレッジ声優・演劇科」の1年生(114名)を対象に、ビジネス著作権検定(BASIC)直前対策講座(講師:塩島武徳)が実施されました。

この日は、祝日でしたが通常講義が行われ、1限~5限目まで(約5時間)がBASIC対策の著作権講義、6限目を利用してBASIC検定(団体試験)が実施されました。

学生にとってはハードなスケジュールでしたが、「著作権や著作隣接権」など将来の仕事に密接に関係する知識であり、また、1日完結の「団体試験付」短期集中講座であったため、みなさん最後まで真剣に受講していました。

日本工学院専門学校は、「就職・業界デビュー・資格取得を徹底サポート」をスローガンに掲げており、今後も引き続き、今回と同様にクリエイターを目指す学科生を対象に、ビジネス著作権検定(BASIC)講座を団体試験付で実施される予定です。

※ビジネス著作権検定「BASIC」とは、日常生活において著作物を扱う際にトラブルを起こさないために知っておきたい著作権制度の初歩的・入門的な知識を習得する機会として、専門学校生や大学生など「学生」を対象に「団体試験のみ」で実施される検定試験(50分・25問)です。

ビジネス著作権検定公開WEB試験 初級 2022年2月13日(日)

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