検定対策の学習方法には、「テキスト中心でコツコツ独学」や「講座を受講」など様々あります。 さらに、講座の中にも「通学講座」や「通信講座」があります。
ここでは、タイプ別にあわせて、学習方法や学習に必要な期間をご紹介します。
- タイプ別で見る学習方法と期間
- ① 自分でコツコツ学習したい
- ② 時間を効率よく使って学習したい
- ③ 直接話を聞いて学習したい
- 番外編 著作権検定学習のコツ
① コツコツ学習する独学タイプ

独学タイプの方は、テキスト・過去問題集中心の学習になります。
学習期間 | 約2ヶ月(内テキスト学習 25日~35日程度) |
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おすすめ | 手軽に、自分のペースで進めたい方 |
テキストの選び方
ビジネス著作権検定対策のテキストとしては、ビジネス著作権検定委員会の公式テキストと推薦テキストがありますが、初級・上級の双方に対応したビジネス著作権検定対策用のテキストをお勧めします。できれば複数の種類のテキストが置かれている大型書店に出かけ、それぞれ手にとって比較してみましょう。
特に上級対策では、「著作権法の条文」と「判例集」も準備するとベストです。
公式又は推薦テキストには、著作権法の条文付のものがあります。
また、条文は、総務省の「法令データ提供システム(e-Gov法令検索)」によりパソコンでも確認することができます。
判例集としては、「著作権判例百選(有斐閣)」をお勧めします。
テキストでの学習ポイント
テキストは、いずれも250ページ~350ページ程度です。
1日10ページ程度を読み進めて25日~35日で読み終わり、その後はアウトプット(過去問題など問題演習)を併用する復習期間を確保してください。
ポイントは、「試験前に、必ず問題演習中心の復習期間を設けること」です。
演習問題にも取り組もう
テキストだけを読み続けるより、確認問題や過去問題を併用しながら(こまめにテキスト+演習を組み合わせながら)学習することが効果的です。
確認問題や過去問題付のテキストを利用したり、別途、問題集(過去問題集等)を準備したりして下さい。
ポイントは「準備した演習問題は全部解けるようにすること」です。
独学タイプの方はこちら!
② 時間を効率よく使って学習する通信講座タイプ

通信講座タイプの方は、DVD講座やEラーニング中心の学習になります。
学習期間 | 約2ヶ月(内DVD学習 12日程度) |
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おすすめ | テキスト学習を続ける自信がない方。一発合格を目指し、著作権をより深く理解したい方 |
通信講座での学習方法
通信講座には、通常、DVDの収録時間等を基準に「標準学習時間」が定められていますから、これを目安にまず講義を視聴し、その後問題演習中心の復習を行います。
例えば、塩島先生がこのサイト(みんなの著検サイト)で販売しているDVD通信講座の場合、DVD講義は約6時間ですから、1日30分の視聴で12日間となります。
ポイントは「視聴時間と視聴期間(終期)を決めて、規則正しく(できれば短期間で)視聴すること」です。
塩島先生のDVD通信講座で学習するメリット
DVD通信講座では、上級検定に出題される重要ポイントをまとめた「オリジナル講義録」の内容を画面に表示し、そこに塩島先生がマーカーを引きながら解説を加える形で講義を行います。
画面上で講義録の「キーワード」や「頻出箇所」を直接指摘するので、あたかも「家庭教師に教わるような臨場感」で学習することができます(「上級対策」とありますが、ほとんどの試験範囲が重なるため「初級対策」としても受講できます)。
更に、メールによる個別指導付きなので、学習に関してわからないことを直接質問することが出来ます。
通信講座タイプの方はこちら!
③ 直接話を聞いて学習する通学講座タイプ

通学講座タイプの方は、実際に講座やセミナーに参加しての学習になります。
学習期間 | 2日間(講義12時間程度) |
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おすすめ | 短期集中で学習したい方。独学や通信講座では続ける自信がない方 |
通学講座の選び方
ビジネス著作権検定対策の通学講座や公開セミナーは、このサイト(みんなの著検サイト)やビジネス著作権検定公式ホームページで確認することができます。
例えば、塩島先生が担当する通学講座は「短期集中による短期合格」を目的としており、通常「週1日(土曜又は日曜)×2回」や「平日2日間集中」など、合計12時間を原則として実施しています。
通学講座の場合、予習は不要で、講座受講後は復習(問題演習)中心の学習をします。
ちなみに、「平日2日間集中」講座(初級対策)の場合、通常、2日目の講義終了後に直ちに団体試験を実施するため、実質「2日間」の学習期間です。
また、原則として、講座で使用する教材以外は準備する必要はありません。
ポイントは、「講座には休まず出席すること」です。
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【番外編】著作権検定学習のコツ
学習のコツ1時間を意識して問題演習に取り組む
検定試験本番では「時間配分」に注意する必要があります(初級60分で30問、上級90分で40問)。
直前期には、「10問を20分で解いてみる」など、「1問あたり2分」を意識して過去問題を解いてみましょう。
学習のコツ2前期や検定試験までに
学習期間が取れないとき
塩島先生は、「初級対策」「上級対策」いずれも、学習期間の目安として、通常「独学であれば2ヶ月、講座であれば1ヶ月」とお答えしています。
しかし、学習期間にかかわらず、学習開始の早い時期から過去問題など「演習中心」の学習をしましょう。そして、間違った箇所や聞いたことがない用語のみ、演習解説やテキストでしっかり確認します。
学習のコツ3上級検定の対策方法
初級は著作権法の「原則規定」を中心に、上級は「例外規定」も含めて出題されます。また、上級では、初級よりも複雑な(長文の)事例問題が出題されます。
上級対策は、この点を意識して、過去問題など「問題演習」により試験問題に馴れるようにし、解説を見たり間違った箇所の復習をする際には「条文を参照する習慣」を身につけましょう。