Ⓒマークの意味とは?

Ⓒマークや(C)マークは、正しくは「コピーライトマーク」と呼び、「Ⓒ 2015  MINCHO Inc」のように、著作物上に「発行年及び著作権者」と並べて表示します。

このマークは、著作権法などで法定されたマークではなく、「万国著作権条約」により、著作権の発生に登録などの手続を必要とする「方式主義」の国において、ヨーロッパ諸国や日本など手続を不要とする「無方式主義」の国の著作物が保護を受ける上で必要とされるマークです。

万国著作権条約が作成された当時(1952年)、ヨーロッパ諸国や日本(ベルヌ条約加盟国)は、すでに「無方式主義」でしたが、アメリカ(ベルヌ条約未加盟国)は「方式主義」でした。

そのため、特にアメリカで日本の著作物が保護を受ける上で、Ⓒマークの表示は重要だったのです。

しかし、1988年にアメリカもベルヌ条約に加盟し、「無方式主義」となったため、今では、Ⓒマークを表示する必要性は、世界的にも減少しています。

以上の点をまとめると、次のようになります。

● Ⓒマークは、日本人や日本企業の著作物につき、外国で保護を受けるために必要となる場合がある。
● Ⓒマークを表示する場合、正式には「発行年及び著作権者」と並べて表示する。
● 日本国内では、著作物上にⒸマークがなくとも著作権が発生し、著作権法で保護される。

 なお、このように日本国内では、著作物上にⒸマークがなくとも著作権法による保護を受けることができますが、判例(裁判での判決例)によると、

「Ⓒマークの表示は、その表示と共に記載された著作権者が存在するため、他人による無断使用を禁止する」

といった「警告としての機能は認める」されており、「簡便な著作権者の表示方法」として、多くの著作物に用いられています。